第5回:「誰もが気になるセカンドオピニオン」
医療の現場にインフォームド・コンセント(医師の十分な説明により患者さんの
理解・同意を得ながら治療を進めていくこと)が求められていることを背景に、
セカンド・オピニオン(主治医以外の意見を聞くこと)は患者としての権利であり、
必要であればいつでも求められるものだという認識がひろがっています。
しかし医師や医療施設によって治療方針や体制、医療技術、患者さんに対する
対応などが異なっているのが実状です。患者さん自身が十分に納得し「これが
最善の方法」だと思える治療が何より大切です。
そのためにセカンド・オピニオンがあるのです。すべての人にセカンド・オピニ
オンが必要というよりは [自分は十分に納得して治療に取り組める状況か]を
まず確認し、主治医との十分な話し合いをした上で、なお不安や疑問、確認した
い事がある場合、セカンド・オピニオンの希望を伝え、主治医と一緒に最善の
治療方針を考えていくことが大切です。